リサイタルのご感想を、ご来場くださったほとんどの方からいただいてるのですが、
一般の方から最も多いのが
何種類の楽器使ってたんですか?
色んな音がありました。
という感想。
えっと…(⌒-⌒; )
1種類です。
今回A管やEs管の曲はなかったので、全てB♭管のみでやりました。
でもこれって実は私にとって嬉しい話なのです。
メカニカルなことはできていないとプロとしてダメなものはダメですが、それよりも多様に変化できる音色を持つ方がプロフェッショナルなんじゃないかな、と私は思っています。
あまり偉そうなことは言えませんが…(^^;;
少しだけお許しください。
色で言えば、基本の音は「白」を目指しています。
土台が白ければ変化は無限です。
きっと。
何言ってんだこの人、と思われるかもしれませんが、そんな考え方を持っています。
特に自分のリサイタルではそれを積み重ねていける場であるので、過去4回色んなことを試してきました。
たくさんチャレンジして、たくさん失敗もしてますけどね(^^;;
先日のリサイタルでも、様々な音色を作ったのですが、それを感じ取ってくださった方がたくさんいたことに、とても嬉しくなりました。
私の使うRipaという楽器は気をつけないと高音がコーンと硬く鳴ってしまうことがあるので、そこは自分の課題でもあるんですけど、
Ripaという楽器が私をよりそういう考えにさせたのかもしれません!
ああ、早くイタリア行きたいです。
本場のオペラを聴いたり、食事をしたりするのが音楽の栄養になりますから。
コロナさん、お願いですからいい子になってください。
寒くなってきましたので、皆さまご自愛ください。
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