こんばんは。
1ヶ月以上ブログを更新できずにおりました。
9月の仕事が中止や延期になった分、11月12月にしわよせがきている状況は、おそらく他の多くの音楽家も似たような状況でしょうね。
最近といえば、初な体験をしました。
ブログのタイトル通りなんですが、
リサイタルのピンチヒッター
です。
12/5に本番の2台ピアノのコンサートで、もともと私は受付をする予定だったのですが、12/1の夜に連絡がきて、ピアニストの1人が怪我をしてしまったと。。
ご本人は消沈しており中止の言葉もあったのですが、
右手は大丈夫なんだから、できる曲に差し替えて、どうにかコンサートをしてみてはどうか?と提案しました。
もちろんお客様の中には2台ピでなければ行かないという方もいるでしょうけど、3手連弾になっても応援に来てくれる方がいたらその方のためにもコンサートは開いたほうがいい気がします、とアドバイスしてみました。
ピアニスト2人の決断はこうでした。
前半は3手連弾、後半はもう1人のピアニストとリサちゃんでリサイタル。
私もこれまで色々病気や怪我などたくさんしてきたから気持ちはすごく分かり、短くなってしまった分の時間は自分の音楽で繋げようという気持ちでいっぱいになりました。
それくらいしかできないし…
そうと決まってからはもうやるしかない状況下で。
12/2選曲
12/3は終日仕事で何もできず
12/4超集中して練習、夜合わせ
こんな感じで時はあっという間に本番を迎えました。
開場時と前半は受付をし、休憩でサッと着替えて後半無事にやり遂げました。
サンサーンスのソナタ
椿姫ファンタジー
マンガーニのブルース
インマークライナー
ウィンターワンダーランド
サイレントクリスマスメドレー
なんとかなってよかった。
その一言に尽きます。
演奏家の病気や怪我はいつ誰がなってもおかしくないので、そういった時の対応力の大切さ、病気や怪我をしないための行動、というのを改めて考えさせられた日でした。
アンコールで誰かが撮ってくださっていました。アンコールのみ写真可となっていたようです。
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