ドキドキ…

吹奏楽の冬のイベントといえば…
そうです
🏆アンサンブルコンテスト🏆です。

私が指導に行っている学校は20日にふるさとホールにて本番がありました。

今インフルエンザが大流行で、本番一週間前という時に1人が発症しました。次学校に来れるのは19日。本番前日…。

こうなったら4人でほぼ完成させておいて、前日にスッと入っていけるような環境にしておく。
これしか手段はないと思いました。

私はその子のパートに入り、アンサンブルのノウハウをアプローチしていきました。

そして本番2日前の木曜日にレッスンへ行くと、4人いるはずが3人。
なんと主旋律のパートの子が38℃超えの発熱で学校を早退。
インフルかどうかはその時にはわからず、とりあえず3人でのレッスンになりました。
さすがにレッスンにならない状況でしたが、そんなことより、もしその子もインフルだった場合、その子は出場禁止。主旋律は誰かが無理矢理でも吹かないと曲にならないので、どう転んでもいいように、木曜日は最悪なパターンの対応策を練りました。

そして翌日、大会2日前。
インフルではないと判明しましたが、熱が下がらず楽器を吹けるかもわからない状況だそうで、当日朝まで連絡待ちになりました。
さすがに私もヒヤヒヤしました。

当日になり
お昼頃、ようやく5人揃うことができました。
学校で最終調整し、本番直前の音出し室も同行し最後の最後まで諦めずに、そしてできるところをより良く出せるようにしました。

舞台袖で聴いていましたが、指導側もドキドキします。
私の11月のリサイタルに先生がいらっしゃいましたが、先生もこんな気持ちだったのかなと思いました。

何年も銅賞から抜け出せない学校でしたが、今年度の夏、冬と銀賞を取れるまでレベルが上がり、ホッとしています。
銅に近い銀ではなく、銀の中間あたりにいるので、この上行系になってる時に生徒たちがしっかり乗ってこれるよう、レッスンに伺っているからには向上心の上がるレッスンを心がけたいなと思った本番でした。

Risa×Ripa music life

クラリネット奏者山内利紗のウェブサイトです。ブログ、コンサート情報、レッスン情報など随時更新しています。上のパナーからどうぞ。 レッスンは、クラリネットは小学3年生頃より、ピアノ・ソルフェージュは年齢問わず幅広く対応しております。

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