夏のコンクールがなくなったので、全国の吹奏楽部の学生さんは今年の夏、目標をコンクールではなく別のものに変えてそれに向けて頑張っています。
私が指導している学校はまだ活動が再開できない学校が半分あります。そういう子たちは本当にかわいそうなのでどうにかしてあげたいのですが、外部指導者としては踏み込めず、心の中で再開を願い続けています。
再開できた学校も時間は短く、今まで通りとはなりませんが、少ない時間でも楽器を吹ける喜びは日常生活をプラスに変えているように感じます。
やはり、人は誰でも心が健康でなければダメだなと思います。
音楽は吹くほうも聴くほうも、一時的に日常を良い意味で忘れることができ、心に栄養を与えます。
昨日、指導校の1つが3年生の仮引退を含めたミニミニコンサートでした。
短い練習期間だったにも関わらず、昨日はいい演奏をしてくれました。
いい演奏って、もちろん上手いことも大事ですが、それ以外にも大事なことがあります。
それを生徒たちは見事にやり遂げ、それ聴いてたら泣けてきてしまって、生徒の前で講評言う時も、感極まりました。
今年の夏は学校によって差は出てきますが、この状況下でも色んなかたちの青春があります。
きっとスッキリ仮引退コンサートをできたと思うので、今度は受験に向けて頑張ってほしいですね!
夏休みは気分転換に後輩指導に来てくれる日があると嬉しいなぁ。
何事もバランスよく、持ち前のチャレンジ精神で頑張ってほしいですね!
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